CERT ID トレースバック認定 Q&A
北米の大規模畜産業で、繁殖や育成内容(履歴)がきちんと保持され、確認できるのですか?
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自動化システムや、繁殖・育成・食肉処理場と一連の過程での記録が保持また検証できる状態であり、履歴の追跡が実際に可能であるような施設・農場のみが認定の対象となります。 |
- 牛の場合
- 牛の場合、肥育牧場に達するまでは全て放牧で、寒期や干魃時に栄養補給のために乾草や穀物を与える他は、牧草及び刈り取ったあとの切り株のみを飼料としていますので情報は単純ですから十分に追跡可能です。 また、牧童は常にカーフブックCalf bookという作業手帳を携帯して巡回していますので、何かが起こった場合には。それを記録報告しないと、事故に関わる経費の裏付けが出来ず自らの職責問題とされますので、 必ず記録・報告を行います。コストを削減した効率的な大規模畜産を行う上では、各操作・処理には費用が掛かりますので、経営者側は運転手の人件費をも含めて全て詳細な経理記録をコスト管理に使用しています。 この経費記録は、同時に各種履歴の証明記録ともなります。また大規模農場では、耳標に無線タグを導入したり、処理場での自動個体データ読み取りシステムなどの導入が行われています。 大規模畜産においても、履歴確認がきちんと実施できる状態でなければ認定されません。
- 豚の場合
- 全ての段階、豚の個体や豚房単位ではなく、一つの豚舎(豚舎は、20頭以下の豚房で構成されている)単位ででオールイン・オールアウト(一括搬入・搬出)で行うために 豚舎単位での給餌や投薬等の生育に拘わる規格が一定です。また、大規模な生産の場合、規模が大きくとも豚房の標準規格は20頭で日本の豚房よりも狭く、 給餌・給水もコンピューター制御による自動給餌、投薬も原則として経口投与ですので、記録は基本的にコンピューターに常時記録されるのが普通です。 因みに、日本とは異なり、事故豚は都度隔離して対処するなどの対応は行われず、省力化のために、事故の際に直ちに廃棄され、 豚舎より除外されますのでデーターを乱すようなことは起きないシステムを採用している施設のみを認定しております。

