CERT ID トレースバック認定 Q&A
牛や豚の出生まで、どのようにして履歴が遡って追跡できるのですか?
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個体番号(牛)や、群コード(豚)は、食肉処理場で生産される部分肉においても、生産記録として記録されています。 この記録から、育成段階に遡れます。またさらに育成農場において、搬入記録から、繁殖農場へと追跡が可能です。 受け入れ・出荷や生産記録以外に、各種経理記録による検証を行う事で、追跡が可能です。 また放牧地のカウボーイの野帳などの記録を補完的に検証する場合もあります。 |
欧米では肉は日本人のコメと同じく主食ですので、ブランドや産地にこだわる消費者も多いです。従って、生産者は常に高く多く売れる商品作りに熱意をもっていますので、 使った精液、母獣の系統や与えた飼料等の情報と値段をくまなく記録し、最終の枝肉の値段からフィードバックして経営戦略を立てますので、必然的にこれらの履歴は経営者に取って必須のものなのです。 従って、経理帳簿を追えば、いつ何をどこに移動させ、何をどれだけ搬出したのか、また、その移動手段は何であったのかは簡単に抽出・検証することができます。
実際の作業においては、食肉処理場の記録から牛の場合、個体、豚の場合、群(豚舎)単位で、育成農場(牧場)、繁殖農場(牧場)とその記録を追跡します。 大規模畜産であるため、各段階はコンピューターによる記録保持が一般的ですが、それぞれは独立しているため、どのような記録項目により一連の生産履歴が検証できるのか、 生産履歴管理内容を検証し、実際にコンピューター記録を抽出し、その記録をもとに遡って農場の特定作業が実行可能かどうかの試験も行います。
認定対象の施設は、生産履歴に関する管理体系が既に存在し、また米国農務省の管理プログラムを法的に満たす事が必要ですが(牛QSAプログラム)、実際の管理綱目とその連関について確認を行っています。 生産履歴について、遡って追跡ができず記録がどこかの段階で断絶している場合、認定は許可されません。

