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JCSニュースレター 第009号

株式会社マルハニチロ水産(生産情報公表JAS認定事業者)の取り組み

今回は水産大手のマルハニチロホールディングスが取り組まれているクロマグロの養殖事業について紹介させていただきます。

昨今のニュースを賑わせているクロマグロの漁獲規制についてはみなさんも周知のお話だと思いますが、 水産業界においては既に手を打たなければならない問題として認識されていました。将来を見据えた資源確保のため (株)マルハニチロ水産では1990年代初期より鹿児島県奄美大島、2004年より三重県熊野のきれいな海でマグロの養殖事業を開始していました。

マグロの養殖の基本は、日本近海で漁獲される全長20から30cmの天然の幼魚(ヨコワ)を生け簀で2~3年育てた後出荷します。
先般、弊社では(株)マルハニチロ水産におけるクロマグロ養殖の生産管理体系について、生産情報公表JASの認定を下ろしました。 生産情報公表養殖魚JASは、稚魚の漁獲場所や漁獲年月日、給餌履歴、養殖場所など養殖場から出荷されるまでの JAS規格に示された生産情報を公表できるシステムが整備できている事業者が認定されます。 生産情報公表JAS制度は消費者が生産履歴の明らかな食品を安心して購入できるように創られた制度です。
従来から(株)マルハニチロ水産の養殖クロマグロは、外食・レストランチェーン店やスーパーマーケット等に広く提供されているようですが、 今回の認定を取得されたことで、近い将来、スーパーマーケットの棚で生産情報公表JASマークの表示の着いたクロマグロの切り身や 寿司チェーン店などで生産情報公表JAS認定のクロマグロを使用していますと書かれたポスターが皆様の目に飛び込んで来ることでしょう。 そして、日本の養殖クロマグロがJAS認定を受けることでブランド化し、中国や台湾、韓国などアジア地域だけでなく 世界で認められる高付加価値食品となることを私共も期待しています。